SSブログ

ペリー・ローダンNEO -新たに始まる未来- [ペリー・ローダン]

50周年企画「Geheimnisprojekt X(秘密計画X)」として長く秘密にされ、くヴェルトコン2011>で華々しく発表された「ペリー・ローダンNEO 1 スターダスト」が本日出版されました。
第1シーズン(Staffelという)の8冊が毎月発売されて、売れ行きが良ければ続行とのこと。表紙のローダンも格好良いし、来月はトーラといううれしい情報もあります。
s-ネオ1.jpgs-neo01.jpg
ストーリーの感想などは次の機会として、まずは最初のページに説明されている登場人物について。
すぐに気づくのは、レジナルド・ブル(レジ)。レジナルド・ブルの愛称というばブリーと長らく親しんできたのですが、NEOではレジになっていました。原文はregですからレジと読むかは疑問はありますが、レジナルドなので短縮してレジですか。
続いてクレストはクレスト・ダ・ツォルトラルになっています。アルコン人は名前だけで姓はありませんので、ツォルトラルは家名です。ダはドイツ貴族のフォンと同じ。つまりツォルトラル家のクレストです。この表記としてこれまでもラス・トオルのアオリスという美女がいました。じゃ、トーラはといえば悲しいことにトーラのままです。これは1巻ではまだクレストとの関係でトーラ・ダ・ツォルトラルには出来ないからでしょうか。
ローダン用語ですが、こちらもNEOでは少し変えています。例えば長らく親しんだ反重力リフトは反重力エレベーターに、遷移エンジンは転移エンジンに変わっています。Antigravlift、Transitionstriebwerkとドイツ語は同じですから雰囲気チェンジの意図がありそうです。
NEOの特徴としてルビが多いのですが、アルコン人にはアルコニドとルビされています。とするとアルコン人のクレストにはアルコニド、アルコン人のトーラはアルコニディン、アルコン人の星にはアルコニデンと3種類のルビができるので校正さんも大変ですね。
古い話ですが、Blau Systemというファンクラブが出来た時に翻訳者の松谷さんから「あれは酷い、原書のタイトルDas Blaue Systemからとったらしいが、ローダンのフアンクラブだったら正しいドイツ語を使って欲しいものだ」と小言のハガキをいただいたことを思い出しました。(Dasを抜くとBlaues System)
種族名はヒューマノイドなら~人、トプシダーのように爬虫類とかメタン生物だったらそのままとか原則らしいものはありますが、結構例外だらけでNEOでも前途多難が続きそうな予感です。
いずれにしても、NEOの未来は今始まったばかり。どんな世界が展開するか楽しみです。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。